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2013:テレビ・放送・公益メディア市場の調査と研究

2012年12月7日発刊 お申込み受付中
はじめに  > 目次  >  資料概要
はじめに

・今回の調査活動で、ネット系サービスは、実は、相性のいい、連携すべきもので、畏怖・脅威・懸念の時期を通り過ぎたことが判明した。放送のような、既存の、慣れ親しんだサービスは、生活上の文化であり、生活上の情報基盤である。この文化・基盤に対し、新しいサービスや、テクノロジが作用するという連携の構図。今後は、この構図の上で、新しいサービスや、生活環境が創出されることになる。これが、2012年12月現在の状況である。この実態、今後の方向、考察について、多岐にわたる分析を試みた。状況と結果は、まとめ編に記述してあるので、ぜひ、一読いただき確認願いたい。
・早くから気づいていた方々には、お粗末な話であるが、一般には、ソーシャルや、投稿動画などのサービスは、周辺社会からかけ離れた存在で、“得体の知れないもの”と感じられていたのが事実である。2008年ごろから、現在までをふりかえってみると、この得体の知れなかったものが、社会の基盤として定着、発展の時期に移行してきている。一方、放送とTVは、デジタル移行という大命題が完了、次の発展の段階に入った。(発展しなければならない段階に入った)。ネット系サービスと、放送やTVは相互に結びつく、言わば“モチはモチ屋”の関係で、新しいサービス形態に発展する。2012年度は、メディアサービス、コンテンツサービスにおいて、新しい時代の出発点にあるといえる。

・本レポートの分析・展望は、調査の結果、以下の点に及び解を得ている。

◆放送とHTML5。放送と無線LAN:おうちルータ。◆放送とソーシャル。◆放送とオウンドマーケティング。◆放送とビッグデータ。◆放送と流通。◆放送とスマホ・タブレット:ダブル・セカンドスクリーン。そのほか。

−こうなることで、今後どうなるのか−

・ネット系サービスとの連携で求めるものは、放送・TVと人・生活との密着・粘着・Stickyな関係作りである。テレビ局の視点でみれば、これらによって、リアルタイム視聴の尊重・回帰、放送・TVを通じた、新しいビジネス形態の創出である。

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・TV市場の状況、TVメーカの状況は、報道される通りである。しかし、前述の通り、放送・TVと人との関係は、ソーシャルやその他ネット系サービスと関わることによって、より密接な方向に向かいつつある。これは、ソーシャルやスマホの普及が大きく作用しているもので、傍観すると、自然の流れで放送へ接近してきたという感覚である。既存のメディアでは、2000年を過ぎたころから、ネットの扱い方を模索してきたが、これが、ソーシャルやスマホの普及によって、一挙に展望できるようになった。家庭内への無線ルータの普及は、放送業界の意図とは全く関係なく、スマホ利用の必然から、TVとの連携環境が作られるに至った例である。生活文化に対し、ソーシャルほかネット系サービスが、近寄って来た状況である。

・もう一点代表的な例:Facebookは、Facebook社自体が、社会システムに関わる“場の機能”を啓蒙している。

◆ソーシャルディスカバリ
従来のネットの使い方は、利用者が、サーチの中から答えを選ぶもの。ソーシャルの登場以降は、ソーシャルから気づかされる、知らされる、仕組みとなった。これを、ソーシャルディスカバリという。Facebookは、ディストリビューションのプラットフォームとして、皆様のWebサイイトに人を送るという機能に特化し、気づかされる、知らされる仕組みで、ネットの世界を変えようと考えたサービスである。無数といえるほど多くの企業が、Webサービス内に採用している・・・・

−放送とTVも、このネット系サービスが持つ“場の機能”を採用する立場にある−

・2008年のリーマンショック後、放送の将来について懐疑的に論評されたり、一方で、伸びたネット広告市場を反映して、揶揄されたりという時期があった。新書や雑誌ネタとして騒がれたが、その後、民放・NHKとも収益、視聴状況は回復。しかし、この好転については、触れられていない。とかく、悪評は書き易く、特にガリバをこき下ろすことはた易く、衆目も“泣きのネタ”に集まる。日本の放送機能について、これからまた“ガラパゴス”と揶揄されるかもしれないが、便利で、金の動く仕組みが出来るのだから、ガラパゴスで構わないと思う。

・この調査レポートは、放送メデイアを社会システム・生活の重要な情報基盤と位置付け、これを軸に定点観測することで、インフラや、HW・サービス市場の現状と、中・長期予測をまとめ提示してきたものである。1998年から毎年継続して、2013年に至る。TV市場は周知の通りであるが、放送とTVの存在意義は、増大する方向にある。放送は向かうべき方向が見え、“喜ばしい”段階にある。新しい発展を期待できる必然と、展望を一冊にまとめた。

2012年12月吉日
株式会社 日本・社会システムラボラトリー(NSlabo)
代表取締役社長 足立 吉弘

制作:デジタル公益メディア研究室


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